記念日や思い出作りにも! 結婚指輪を手作りしてみませんか?

記念日や思い出作りにも! 結婚指輪を手作りしてみませんか?
 
指輪を手作りできる工房やお店が全国にあることは、ご存知ですか?
実際に結婚指輪を手作りした筆者ですが、結論から言いますと、とーっても満足しています!
これからご結婚される方はもちろん、記念日に作られるご夫婦もいらっしゃるそうですよ。
 
ペアリング購入でお悩みの方や、記念日に何かしたいと考えている方にも!
手作り指輪のメリットやデメリット、製作の流れをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
 
 

手作りのメリット

 
その1・愛着がわく
作るのに時間や労力がかかるぶん、愛着がわきます。
もともとアクセサリーに興味のない方でも、出来上がった時には、きっと着けてみたくなるはずですよ。

その2・自分好みのデザインにできる
筆者の行ったお店では、イルカをモチーフにした、珍しいデザインの指輪を作られたご夫婦がいらっしゃいました。
奥様が小さい頃になくしてしまった思い出の指輪を、再現されたのだそう。
残念ながら写真は載せられませんが、本当に素敵な指輪でした!

その3・思い出ができる
一緒に指輪を買いに行く、というのも良いですが、二人並んで指輪を作るなんて、滅多にない機会ですよね。
不器用な方は心配かもしれませんが、要所、要所で店員さんも手伝ってくれます。
それに、ちょっと不格好なくらいが良い“味”になりますよ。
 
 

手作りのデメリット

 
その1・時間がかかる
工房やお店、製造方法にもよるのですが、基本的に時間がかかります。
自分たちで作業するのは半日~2日くらい。
そのあと職人さんに加工・仕上げをしてもらうため、受け取りまで、1~2ヶ月ほどかかることが多いようです。

その2・金額が変動する
素材や重さ、地金相場の変動によって、値段が大きく変わります。
華奢なデザインなら安く、幅広のデザインだと高くなります。
石入れや刻印などの加工が有料の場合もあるので、事前に確認しておくことが必要です。
ちなみに、筆者は予想外に時間がかかったため(主人は不器用、筆者は慎重すぎる性格ゆえ)、
予定の時間では間に合わず、追加料金が発生しました…。
予算は高めに見積もっておきましょう。

その3・思い通りに作れない場合もある
凝ったデザインのものほど、難易度は高くなります。
手先が器用な方なら良いのですが、そうでない場合、簡単なデザインに変更したりと、妥協しないといけなくなるかもしれません。
 
 

製作の流れ

 
結婚指輪には、主に2つの作り方があります。
 
・鋳造(ちゅうぞう)法
ワックスという、ロウソクのロウのようなものを削り、原型を作る方法です。
原型が出来上がったら、あとは職人さんがプラチナなどの金属を流し固め、仕上げをしてくれます。
デザインの自由度が高く、万一紛失してしまっても、原型があれば同じ形の指輪をまた作ることもできます。
 
・鍛造(たんぞう)法
金属の棒に熱を加えたり叩いたりして、成形していく方法です。
最初から最後まで、ほぼ自分たちの手で作ることができ、石入れなどの加工がなければ当日持ち帰りOKというお店もあります。
金属を叩くことで密度が高くなるので、鋳造法よりも丈夫で強い指輪を作ることができます。
 
 
筆者がお世話になったのは、都内にある手作り結婚指輪の専門店。
入籍の2ヶ月前に、鋳造(ちゅうぞう)法で作りました。
 
電話で来店予約をし、いよいよ製作の日…!
お店に入ると、エプロンをつけた店員さんが笑顔で迎えてくれました。
 
まず最初に、作業の流れや料金についての説明を受けてから、デザインの打ち合わせ。
見本を見せていただき、どんな指輪にするかイメージを固めていきます。
指のサイズを測定して、原型作りのスタート。
 
ワックスの削りたい部分を、黒のマジックペンで塗りつぶします。
そして、やすりなどを使って、ひたすらワックスを削っていきます。
 
記念日や思い出作りにも! 結婚指輪を手作りしてみませんか?

こちらの写真は、筆者が実際に作業していた時のもの。
手に持っている青いものが、ワックスです。
 
店員さんに工具の使い方を教わりながら、地道な作業が続きます。
慣れてくると、だんだん面白くなってきますよ。
腕が痛くなりつつも、なんとか作業終了。
 
記念日や思い出作りにも! 結婚指輪を手作りしてみませんか?
こちらが原型となり、あとは職人さんが金属にしてくれます。
ドキドキしながら、待つこと約1ヶ月半(通常1~2ヵ月かかるそうです)。
届きました!
 
記念日や思い出作りにも! 結婚指輪を手作りしてみませんか?
素材はプラチナ、メレダイヤを1石ずつ入れていただきました。
内側にはイエローゴールド、ピンクゴールドのメッキ加工と、入籍日の刻印がしてあります。
 
 

手作り指輪の価格

 
手作り指輪にかかる費用ですが、こちらのお店では、ペア合計で7万~15万円が相場とのことでした。
主人が24号というビッグサイズなのに加えて、厚みのあるデザインだったため、私たちは相場を大きく上回ってしまいましたが…
それでも時折、「いつかまた指輪を作りに行きたいね」と話しています。
 
お店によって様々なプランがあり、作業費も前後します。
各店のホームページなどをご確認ください。
 
 

思い出はプライスレス

 
手作りの指輪は価格がリーズナブルなだけでなく、“2人だけ”の思い出が刻まれます。
宝石店に並ぶ指輪はどれも美しく綺麗ですが、本当にこれに決めていいのかなあ?…と、購入を悩んでいる方も多いはず。
ブランドにこだわらないのであれば、ぜひ手作りすることも検討してみてはいかがでしょうか。
特に結婚指輪は長く身につけるものです。
2人とも満足できるものが見つかるように、じっくり話し合って決めてくださいね。

投稿者プロフィール

ふら
ふら
人見知りのアラサー主婦。栄養士の短大を卒業後、製薬会社で事務をしていました。
埼玉と群馬の中距離恋愛(片道2時間半)を6年間続け、のちに結婚。現在は群馬の山のほうに住んでいます。
趣味は、ギター弾き語り。気が向いた時にオリジナル曲を作って歌っています。
■ふらのブログはこちら⇒⇒http://ameblo.jp/fura-moo/

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